空気中オゾンの新型コロナウイルス感染流行への影響の調査、検討(20)各国の人口10万人あたりCOVID-90による死亡者数(5月11日)
そもそも新型コロナウイルスへの感染が世界中で問題視されている理由はそれが感染性であることは言うまでもないですが、それだけでは通常の風邪と同じで、特別にこれほど問題視されるわけではなく、肝要なのはそれが「死に至る病」であると認識されていることにあるのでしょう。
だとすると、それがどの程度の率で死に至らしめるのかを認識しておくことは重要だ、と思います。
前回(19)にてCOVID-90感染者の死亡率について調べた結果を掲載しましたが、このような値は、例えば自らがCOVID-90に感染した場合にどの程度の率で死に至るのかを覚悟するために役立つかも知れません。しかし、まだ感染していない多くの一般の人たちにとっては、自分がどの程度の率でCOVID-90によってあの世に行くかを認識するには人口あたりの死亡率が重要な指針となるでしょう。
そのような意味も含め、また世界の状況、その中で日本がどのような位置にあるかを知る意味も含めて、各国の人口10万人あたりの死亡者すうを算定しました。
元としたデータは5月11日は発表の厚生労働省の報道発表資料「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年5月11日版)」です。
人口10万人あたりの感染者数については本シリーズの(17)各国の10万人あたりの感染者数比較https://ecodesign.exblog.jp/28067648/ に掲載したように国による大きな差異認められますが、死者数についても同様に大幅な差異が認められます。
最大はサンマリノで124人、死亡者がある国で最少はエチオピアで0.005人弱、最大と最小の比率は25000倍強です。
世界全体では10万人あたり4人弱、そのうち日本は多い方から93番目で0.5人弱です。

また、記載された218か国のうち、48か国は死亡者0(注*)ということも注意すべきでしょう。
注* 死亡者0の国の中には報告されていない国も含まれてます。実態は不明というべきでしょう。

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次は視覚化するために上の表を図にしたものです。
10万人あたり死亡者数は国により桁が違うので、世界平均以上の国と、以下の国(ただし、死亡者0の国を除く)に分けて図示します。

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# by masaaki.nagakura | 2020-05-12 17:01 | コロナウイルス
空気中オゾンの新型コロナウイルス感染流行への影響の調査、検討(19)各国の死亡率
各国の新型コロナウイルスによる死亡率(%:死亡者数の感染者数に対する比率)を多い順に並べた表です。
この感染者数という数が各国の検査数とも関係があるので、正確とは言えませんが参考にはなると思います。
いずれにせよ、国による大きな相違が認められます。
感染率最多のニカラグアは感染者が16人で感染者が5人ということで統計的誤差もあり、また検査が進んでいないかもしれない
ですので、あまり意味はないかも知れませんが本表は一応感染者の発表されている殆どの国を入れた関係上入りました。
概してヨーロッパの国々死亡率が10~20%と高い国が多いです。世界平均は7%程度で、日本は4%程度で、83番目です。
殆ど死者を出していない国もあることは着目すべきでしょう。

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次は死亡率のグラフです。
上記、表をグラフにしただけですが、視覚的にとらえられるようにグラフにしたものです。
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# by masaaki.nagakura | 2020-05-11 23:48 | コロナウイルス
空気中オゾンの新型コロナ感染流行への影響の調査、検討(18)世界各国の新型コロナウイルス感染の推移
ここでは世界の各国における新型コロナウイルスの一日感染者数の推移を把握しておきます。
全て2月のはじめより5月8日までのデータです。まずは世界全体です。なかなか収まる様子が見られません。
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次は日本です。5月8日は84人。ようやく2桁台に入りました。まだ2~3回リバウンドはあるかもしれません。
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次は中国です。しばらく一桁でこの1週間3人以下です。
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次は米国です。なかなか終息に向かわないです。しかも一日の感染者数が3万人前後と非常に多いです。
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次は英国とロシアです。英国は終息が見えず、ロシアはいまだ拡大中です。

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次はフランスとドイツ。乱高下しながらも、減少に向かっていますが感染者数は数百人のオーダー。フランスは振れ幅が大きいです。
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次はイタリアとスペインで、フランス、ドイツと同様の傾向。スペインは振れ幅が大きいです。
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次はフィンランド、スウェーデン、ベルギー。
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次は中近東あたりの諸国。イランが際立って多数の感染者を出していて上下動もあります。
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次は東南アジア諸国。ほぼ終息に近い感があります。

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次は韓国とシンガポールに比較のために日本を加えてます。
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次はインドネシアとインドです。インドネシアは平行に推移、インドは拡大中です。
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次は南アメリカの代表的な諸国です。特にフラジルで拡大中です。
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# by masaaki.nagakura | 2020-05-09 00:32 | コロナウイルス
空気中オゾンの新型コロナウイルスの流行に与える影響の調査・検討(17)各国の10万人当たりの感染者数比較
現在の新型コロナウイルス感染の現状を大局より把握するための一つの参考として
2020年5月5日までの累積のCOVID-19感染者するに関する厚生労働省のデータと世界各国人口(2019年頃)から各国の人口10万人あたりの感染者数を評価しました。
世界全体では10万人につき70人です。
日本は多い方から115番目で12人です。
欧米の国、それも北に位置する国の感染者数がアジア、アフリカに比して多い傾向が認められます。


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次は上記の表の値を視覚化するために図示したものです。
10万人あたりの感染者数は国によって桁が違うために、世界平均以上の国と以下の国に分けて図示しています。


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# by masaaki.nagakura | 2020-05-06 21:39 | コロナウイルス
Consideration about the defference of COVID-19 between the East Asian monsoon region and the other

I ,Masaaki nagakura ,recently am writing in Japanese a sires of blog titled as "A research and consideration about the influence of ozone in atmosphere to COVID-19 epidemic"
I would like to inform to many people about the reality I found about the deference of numbers between the East Asian monsoon region and the other arias of the world. So I am writing in English troday.

The numbers of COVID-19(people infected by the new type corona virus=SARS-CoV-2)in the Southeast Asia countries and Japan are obviously less than Europian countries and North american countries.
And the numbers of newly infected people at these countries in Asia are decreasing more promptly.

I am making tables and graphs of the number of newly reported COVID-19 based on the reports of Ministry of health and labor about cumulative number of COVID-19 almost everyday.

The next graph is the number of newly booked COVID-19 in the world
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The next is that of Japan.
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The next is of Thailand.
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Next is that of Southeast Asia countries of little COVID-19.
In these countries no newly COVID-19 was booked more than 5 days.

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And Next is that of Southeast Asian countries and Japan involving countries having comparatively much COVID-19.
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These East Asia countries is in the East Asia monsoon region.
In this region between spring and summer,the temperature,humidity and ozone concentration increase day by day,
On the other hand viruses are inactivated easily by ozone with high temperature and high humidity.
And in this region, traditional hauses have wide windows opened frequently at worm season, so the outside air involving much ozone and humidity is often induced in the houses.
So from the season of early summer viruses can not live long in out of human body even in house as well as outdoors.
I think these circumstance is one reason of comparatively little COVID-19 in the East Asia monsoon region.

Although such an idea is a hypothesis,I would like to recommend you to open your windows often and teke in your house the fresh air involving much ozone and humidity.


















# by masaaki.nagakura | 2020-05-02 22:03 | コロナウイルス