新型コロナウイルス感染症の終息を読む意味で各国の感染者数の4月20までの推移を見ておきます。 先ずアジアでは感染者数の多い日本、韓国、シンガポールの比較です。 次は中国です。 4月以降の日本、シンガポール、中国の比較です。 日本とシンガポールは収まるか否か瀬戸際です。 次は東南アジア諸国です。収まりつつあるようです。 次はインドネシアとインドです。 まだ増えているようです。 次はヨーロッパで感染者の多い国です。 感染者はまだ多いですが、収まりつつあるように見えます。 次は英国とロシアです。英国は高止まり、ロシアは増え続けています。 次は米国です。1日に3万人くらいの感染者で大変な状況です。 次は中東附近の国です。感染者の多いイランとイスラエルは終息しつつありますが、サウジアラビアは増えてきています」。 次は南アメリカの国です。ブラジルが微妙です。 #
by masaaki.nagakura
| 2020-04-21 18:02
| コロナウイルス
厚生労働省の4月17日までの世界各国の新型コロナウイルスの累積感染者の情報から得た世界の感染状況を記します。 先ず4月17日のデータより各国での感染者数、死亡者数です。 次は人口の1000万人以上の国の人口の多い順です。 次は感染者の多い順です。 次は人口1000万人以上の国で人口1万人あたりの感染者数の多い順です。 ここからは一日あたり感染者数の推移です。 #
by masaaki.nagakura
| 2020-04-18 19:13
| コロナウイルス
一日あたりの新型コロナウイルス感染症者の評価結果は4月9日までについて前節で掲載しましたが、その後も日本の感染者数の減少は見られず、懸念されるところです。 ここでは再度、感染者数の推移を調べた結果を掲載します。 先ず世界各国の一日あたりの感染者数の推移です。特に多数の感染者数が現れている米国と、中国等を除いてます。 どの国がどの線か分明ではないですが、全体の傾向を見てください。 世界全体としては一日あたりの感染者数のピークを過ぎつつあるように見えます。 でありますが、個々の国により様相が異なります。 以下では個々の国についてみていきますが、結果を要約すると以下です。 (1)日本は累積感染者数は比較的少ないが、一日あたりの感染者数はいまだに増大傾向にある。 (2)西ヨーロッパの国で累積感染者多数の国は一日あたり感染者数の発生がピークを過ぎつつあるように見える。 (3)緯度的に北にある、英国、米国、カナダは累積感染者数が多いがピークを迎えつつあるようにも見える。 (4)温度、湿度の高い、東南アジアの国、インド等は累積感染者数はヨーロッパ、米国に比して少ないが、ピークの到来時期は明確でない。 (5)アフリカのエジプト、南アフリカは3月末から4月始めに感染者発生のピークを過ぎたようである。 なお、世界には累積感染者が極めて少ない国があります。 例えば、ブータン 5人、ネパール 9人、モンゴール 16人、ラオス 18人 などです。 どちらかというと近代化の進んでいない国です。 近代文明の生活スタイルを見直す時が来ているとの感を覚えています。 次は日本に比較的近い国と日本の比較です。 残念ながら日本だけがまだ上昇傾向にあります。 次は日本、米国、英国、カナダの一日あたり感染者数です。 日本以外の国はピークに近い、もしくはピークを過ぎつつあるようにも見えます。 次は西ヨーロッパの中で感染者数の多い国の推移です。 これらの国はピークを過ぎているように見えます。 次は中南米のメキシコおよびブラジルです。 次はインドおよびインドネシアです。 次はアフリカのエジプトおよび南アフリカです。 これらの国では3月末から4月始めにかけてピークを迎えているようです。 #
by masaaki.nagakura
| 2020-04-13 15:20
| コロナウイルス
新型コロナウイルス感染症をめぐって日本政府より、緊急事態宣言が5月6日までの期限付きで出されました。 この宣言は同感染症の感染拡大の防止を目的としたものでしょう。 そして5月6日までの期限付きということはそれまでに同感染症の感染力が低減し、感染者数が大幅に減少することを期待してのことだと推定します。 ここで重要なのは本当にどこまでで感染が下火になるかの推定でしょう。 ここでは、一日ごとの感染者数の推移をグラフ化して、感染症の鎮静化時期の推定の参考とします。 先ず日本における一日あたりの感染者数の推移を示します。縦軸の単位は(人/日)です。 このグラフでもちいた一日あたりの感染者数は厚生労働省が毎日発表するその日までの感染者の総数から前日までの感染者の総数を引き去って評価しています。 評価期間は2月6日より4月9日までです。 これ以降に示すグラフについても同様です。 日本の一日あたりの感染者数は上下しながらも、増大傾向にあるように見られます。 次は最も早期にこの感染症が拡大した中国及び韓国における感染者数の推移を日本の感染者数の推移とともに示します。 中国も韓国も現状ではすでにほとんど終焉しているように見えます。 ただし、中国は武漢の封鎖を4月8日に解いており、それによる感染者の再拡大がないかは注目の必要があると思います。 武漢に新たな感染者が出なくなった、とのことですが、それは武漢の人たちの間で大部分の人が免疫を獲得したいわゆる集団免疫の状態が、成立したことを意味するでしょう。 しかし、その武漢の人の中には無症状の新型コロナウイルス保持者も相当数いる可能性があり、その人たちが武漢以外に移動することで、あらたな感染が引き起こされるかもしれないです。 いずれにせよ中国、韓国の感染者数の今後の推移は中国、韓国より遅れて感染が拡大した、日本を含む他の国の今後を占う参考として、注目していきたいものです。 次は感染者が世界各国の中で最大となった米国およびカナダのグラフです。 懸念されるのは米国の4月9日の感染者数が、すでに中国での一日あたり感染者数の最大であった2月14日の9600人をはるかに超える34153人となっていることです。 このグラフではカナダは感染者数が低いように見えますが、縦軸の尺度のせいでそう見えるので実数としては4月9日時点で1391人です。 さて、次は米国に次いで感染者数の多い、西ヨーロッパの国のグラフです。 感染者数は日日乱高下していますが、全体としてはピークの時期を過ぎているようにも見えます。 次は北ヨーロッパの国々です。 特に英国の感染者数が多いです。西ヨーロッパと同様に全体としてピークを越しつつあるように見えますが、明確とは言えません。 次はヨーロッパにも近い中東の国です。 比較的早期に感染が拡大したイランとイスラエルは終息しつつあるようです。 イラクと首長国連邦もピークに差しかかりつつあるようにも見えます。 次は東南アジア、南アジアの諸国です。 縦軸の尺度は北米、ヨーロッパ、中近東に1/100~1/10であり、これらの熱帯に近いアジア諸国は感染率が低く、また、徐々に終息に向かっているように見えますが確定的ではないです。 次はアフリカ諸国です。 アジア諸国と同様に比較的感染率は低く、一日あたりの感染者数も低めで、ピークも過ぎつつあるように見えますがこれも確定的ではありません。 次は中南米のいくつかの国です。 いずれの国も感染拡大中のように見受けられます。 以上、終息の時期を推定するための参考として過去における一日あたりの感染者数の推移をグラフにしてみました。 より確かな推定のためには少なくもあと10日くらいは観察を続ける必要がありそうです。 なお、これも参考のために日本における従来のインフルエンザ感染者数の一日あたりの推移のデータ例を示します。 このデータは同図の右下に記載があるように、国立感染症研究所の出版物に記載の例です。 平均的には感染が始まって10週間(70日)程度でピークに達し、さらに10週間(70日)程度で終息しています。流行の開始から終息迄5か月程度を要しています。 今回の日本での新型コロナウイルスの流行は2月初めころから始まったので、過去のインフルエンザと同じような経過をたどるとすると10週間後の4月の中旬にピークを迎え、それからまた10週間後の6月下旬に終息という推定になります。 次はスペイン風邪による各月の死者数の推移です。(再掲) 、スペイン風邪は3年間、3回に渡る流行はいずれも7月末には鎮静化しているようです。 このようなスペイン風の季節性が新型コロナウイルスにもあるとすれば今回も7月末には鎮静化(感染者0ではない)するという、推定となります。 #
by masaaki.nagakura
| 2020-04-10 17:22
| コロナウイルス
ウイルスは種類によって、性質がだいぶん異なるようですので、100年前のスペイン風邪の経緯を調べても意味はない、という考え方もあるとは思いますが、新型コロナウイルスとは、同じウイルスの仲間なので、その経緯についてはやはり参考にする意味はあろうかと思います。 スペイン風邪は1918年から1921年にかけて、世界の6億人(当時の世界人口20憶弱の30%強)もの人が感染し、2000万人から4000万人が死亡したとされているようです。 スペイン風邪×経緯でネットで検索すると参考になりそうな次のサイトが出てきます。 次は1.の中の経緯に関する記述の抜粋です。 経緯[編集]起源に諸説あることから必然的に経緯も諸説ある。以下は諸説の1例に過ぎないと考えるべきである。 スペインかぜは、記録にある限り人類が遭遇した最初のインフルエンザの大流行(パンデミック)である[注 4]。 第1波は1918年3月にアメリカのデトロイトやサウスカロライナ州付近などで最初の流行があり[4]、アメリカ軍のヨーロッパ進軍と共に大西洋を渡り、5月から6月にヨーロッパで流行した。 日本では、第1回が1918年10月から1919年3月、第2回が1919年12月から1920年3月、第3回が1920年12月から3月にかけてである[32]。第1回の死亡者数が最も多く、ついで第2回であり、第3回はわずかである。 第2波は1918年秋にほぼ世界中で同時に起こり、病原性がさらに強まり重篤な合併症を起こし死者が急増した。第3波は1919年春から秋にかけて、第2波と同じく世界で流行した。さらに、最初に医師・看護師の感染者が多く医療体制が崩壊してしまったため、感染被害が拡大した。 この経緯を教訓とし、2009年新型インフルエンザの世界的流行の際にはインフルエンザワクチンを医療従事者に優先接種することとなった。 次の表及び図は上記の2,からの抜粋で、特に日本の状況を示す良い資料と思います。 感染は世界と同じく、3年間に3回の流行があり、感染数(図は一月の死者数)は1回目より2回目はやや低め、3回目は大幅にへっています。 明らかに季節性があり、いずれの年も6月にはほぼ鎮静化(死者は0ではない)しているように見られます。 #
by masaaki.nagakura
| 2020-04-09 06:50
| コロナウイルス
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