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オゾンの物語 28 オゾンの危険性 2 オゾンによる火災
オゾンは酸化性の非常に強い気体です。
有機物や活性炭とオゾンを反応させると火災を引き起こす可能性があります。
実際にはオゾンで火災が生じたという公式の報告は聞いたことがありません。
以下は私自身が直接聞いた、あるいは自ら体験した例です。
これらの例も実際に火災になったわけではないのですが、その可能性もあったと言う意味で伝えておきます。
1.トルエンの燃焼
実際にある研究所で火災が発生しかけた例があります。
この研究所では、ビーカー内のトルエンを主成分とする液に酸素原料の高濃度オゾンを吹き込んで試験をしていました。 このような試験で、直ちにトルエンが燃えることはないのですが、問題はオゾンを吹き込んでいた管を引き上げたときに起こりました。 管の先に少量のトルエンが残っていた状態で引き上げ、しかもオゾンの発生は続けたままでした。管の先の少量のオゾンがトルエンと反応し、トルエンが高温になり、ビーカー内のトルエンに引火して火災になりかけたのです。
2.木粉の燃焼
木粉に長時間酸素原料のオゾンをあてていたとき、木粉の表面が爆発的に燃焼したことがあります。
3.活性炭の燃焼
活性炭に酸素原料の高濃度オゾンをあてると、反応熱で燃焼することがあります。

本来 物の燃焼というのはその物の温度が上昇し、発火点に到達したときに起こると考えられています。 オゾンを含有した気体による燃焼というのも例外ではないでしょう。
従って、発火点に到達しないような条件でオゾンを用いる限り燃焼は起こらないということです。
現在オゾンが実用されている殆どの分野では全く燃焼の可能性はなく、火災の問題はありません。 
ただ、特に実験などで燃焼しやすい物にオゾンを曝露する場合には注意すべきです。
by masaaki.nagakura | 2007-09-27 13:00 | オゾンの物語
オゾンの物語 27 オゾンの危険性1-3 オゾンによる活性炭の爆発
久々ですが、オゾンの物語を続けます。
オゾンは活性炭により、非常に効率よく除去できます。
これはオゾンが活性炭と化学反応し炭酸ガスとなるためです。
しかし空気原料のオゾンを活性炭により除去し続けると、何かの拍子に活性炭が爆発することがあります。これは空気原料のオゾンに含まれるNOXが活性炭に吸着され、活性炭とNOXが爆発的に反応するためと考えられています。
以前一度数日間活性炭に空気原料オゾンを通し続けて、爆発したことがあります。
相当の爆発で怪我をしないので幸いでした。
その後、活性炭の替わりに竹炭を使ったのですが、それも爆発を起こしました。
ところで、水道局の浄水場で使用されるオゾン発生器の廃オゾンは活性炭で除去されることがあります。これは一度水をくぐったオゾンガスはNOXが水で除去され、NOXを含んでいないために爆発の危険は生じないためです。
従って、活性炭をオゾン除去に使ってよいのは水をくぐらしたオゾンに限ると考えるべきです。
by masaaki.nagakura | 2007-09-21 08:54 | オゾンの物語
小川町の人と自然  41 慈恩寺の建設
小川町の竹沢というところに慈恩寺というお寺があります。
2年位前に焼失しましたが、現在再建中です。
ここには私の知り合いの版画家のリチャードフレイビンが住んでいました。 彼の留守中で彼の友人がいたのですが、庫裏にあった薪ストーブの煙突が過熱し、焼失してしまいました。これは煙突の構造に問題があったのです。
これは不幸な出来事でしたが、再建が始まったことは大変めでたいことです。
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by masaaki.nagakura | 2007-09-20 08:56 | 小川町の人と自然
我が家の動物達 その8 籠の好きなトムとソラ
老猫のトムと若猫のソラ(丸い籠に入っている方)はどちらも籠に入るのが好きです。
この日はたまたま並んで入っていました。この2匹は以前は絶えず喧嘩をしてました。よくソラがトムに喧嘩をふっかけていたのですが、この頃はソラがトムに敬意を払っているようです。
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by masaaki.nagakura | 2007-09-18 12:42 | 我が家の動物達