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エコデザイン㈱の紹介 その6 オゾン発生器の改良
 最初に製品化した石英3重管型の放電管によるオゾン発生器はオゾン発生量とオゾン濃度ではそれまでのステンレス&鉛ガラス方式に比して大幅な性能アップを達成し、またクリーンなオゾン発生可能という特質を持ちえたのですが、一つ弱点がありました。それは密閉性の問題です。当初の石英3重管型の放電管というのは径の異なる3本の石英管を同心軸状に配列し、両端をテフロンの端子で固定し、密封したものでしたが、その石英管と端子の間のシールに不安がありました。10基程度製作し、実際にリークが起こったことはなかったのですが、リークが起こりえるという不安は大きく何とかしなければと考えていました。たまたま近くに石英の加工メーカのW社があり、石英管を3重構造で溶接出来ないか相談したところ可能との返事で早速試作すると、美しい仕上がりのものが出来ました。使ってみると密閉性も性能も問題なく、以後の放電管は全てこの溶接構造の石英3重管型のものとなりました。
 それ以来電源の安定性を確保するための工夫、出力の可変性の確保、出力の増大のための改良等を行い、これらの改良は現在も続いてます。(続く)
by masaaki.nagakura | 2005-05-31 09:07 | エコデザイン㈱の紹介
小川町の人と自然 その11 麦雑穀工房「マイクロブルワリー」
 こちらは麦雑穀工房「マイクロブルワリー」です。
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 私は時々ここに来てビールを飲みます。何しろ酔い心地が良い上、後に残らないのです。
 昨日は板橋の方から来られたハイカーの人たちがお客様でした。
毎週のように来られるとのこと。やはりお知ってる人は知ってるのです。
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 美味しいビールを飲みながら会話を交わすのは最高に楽しいひと時です。

 こちらはご主人の馬場さんです。馬場さんは2年程前までは大学教授でしたが、今は美味しいビール造りに打ち込んでます。お客様に喜ばれるのが何よりもの遣り甲斐とのことです。
 
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 実は馬場さんはパソコンのプロでもあり私はパソコンのおかしくなったのを何回か直してもらってます。
 お店の奥には本格的な醸造設備。もとはカナダから輸入したとのことですが馬場さん独特の工夫が施されているようです。
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 これは馬場さんと一緒にお店を運営している奥さんの焼かれる野生酵母パン、これがまた美味しくておなかにも優しいのです。
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 ここで作っているビールです。この中で麦雑穀焙煎と言うのが最近のものでフルーティーな
香りと評判です。
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 上の写真にはありませんが「春の小川」と言うのもコクがあり良いです。 
 お店の場所は小川町の駅の近くのスーパー「ヤオコー」の前です。
 お店で飲むのが最高ですが通販も可とのことです。
 麦雑穀工房マイクロブロワリーのホームページは
「http://www.craft-beer.net/zkm.html」です。


 
by masaaki.nagakura | 2005-05-30 07:42 | 小川町の人と自然
小川町の人と自然 その10 家具スタジオ 「木の香」
 小川町の一角にヒッソリと家具スタジオ 「木の香」があります。
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 「木の香」では味わい深い手作木工家具や和紙工芸品を展示販売してますが、年に何回か特別展示販売をしてます。昨日は「南部裂織(さきおり)作品展」を開催してました。
 これは炬燵掛けなどに用いられる大物です。
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 これはこの作品の説明です。
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 ひざ掛けに用いられるものもあります。 私はもっと小さな小物入れを買いました。
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 裂織の実演です。縦糸を腰で引っ張って織ります。
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 裂織は古い布を裂いて紐のようにしたものを横糸にして縦糸を木綿糸としております。
 布は古くないと裂きにくいので古いものが良く、その意味でも「究極のリサイクル」とのことです。
 
 こちらは「木の香」のご主人です。「木工家具の良さをわかってもらいたいとの想い」で数年前に小川町に民家を購入して始められました。
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 次はこの店の展示品で私が気に入っている「明かり」です。
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 「木の香」の営業日は毎週 土、日、月です。
 「南部裂織作品展」は6月13日までとのことです。
 「木の香」 ホームページはhttp://www.kinoka.comです。
by masaaki.nagakura | 2005-05-30 06:48 | 小川町の人と自然
小川町の人と自然 その9 野苺と木苺
  山に苺が実ってきました。3種の苺を紹介します。蛇苺、野苺、木苺です。
 (これを私は不覚にも野苺、赤い木苺、黄色い木苺とこのブログで紹介しました。伴侶の指摘で修正します。失礼しました。2005/5/30修正)
これは蛇苺です。
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  食べるとほのかな甘みがします。何で蛇苺という名になったのか分かりません。私が子供の頃見た蛇苺というのは粒が小さく、この辺のはかなり大きいので同じ品種とは思ってませんでした。
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  これは野苺です。 背も低く赤いので蛇苺と紛らわしいです。
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  でも実の表面がこのように粒々になっているので区別がつきます。
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  これは木苺。これは背も高くなります。
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  甘みは赤い木苺よりやや強く、チョッと渋みもあってしゃれた味です。
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by masaaki.nagakura | 2005-05-28 18:11 | 小川町の人と自然
我が家の動物達 その4 皆元気です
 散歩の途中グリゼルダがモグラを掘り出しました。
 モグラはひたすら死んだふり(気絶?)で見張ってたグリゼルダもいじるのをあきらめました。
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 ノラはこのごろほとんど外で遊んでます。
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 グリゼルダとノラは何気に共存してます。
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 ゴロゴロ寝ていたトムにノラが近づきます。
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 「何なんだよー!てめいは」とトム。
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 ひよこ達は母鳥にくっついて散歩です。
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 皆元気です。
by masaaki.nagakura | 2005-05-28 17:18 | 我が家の動物達
オゾンの物語 1-26 
 オゾンの物語の1-26は エコデザイン株式会社のホームページに掲載しました。
 関心のある方はそちらをご覧ください。
by masaaki.nagakura | 2005-05-28 08:40 | オゾンの物語
エコデザイン㈱の紹介 その5 石英3重管式オゾン発生器の誕生
 超高濃度オゾン水生成装置は全く売れないばかりかほとんど見向きもされない状態でしたが、この超高濃度オゾン水生成装置の開発で大きな副産物がありました。それは石英3重管型の放電管を用いたオゾン発生器です。超高濃度オゾン水生成装置用のオゾン発生器としては当初、他社の石英2重管型放電管によるオゾン発生器を用いる予定でした。当時の当社のオゾン発生器はステンレス管と鉛ガラス管を組み合わせたものでオゾン発生量も少なく、クリーンでも無かったので半導体向けの超高濃度オゾン水生成装置には全く不向きであったかからです。
 ところで石英2重管型のオゾン発生器は大変高価であり、当社がオゾン水生成部を如何に安価に作っても、オゾン発生器とオゾン水生成部を組み合わせたオゾン水生成装置は大変高価なものになります。 そこで自社で石英管を3重管構造とした放電管を製作し、性能を試したのですがオゾン発生量はステンレス管と鉛ガラス管を組み合わせた放電管に比べてかなり劣っていて、その実用化は棚上げとなっていました。
 そのときあるハプニング(?)が起こりました。当社がオゾン発生器用の電源を購入していたA社が倒産していまったのです。これはまいったと思ってた丁度その頃P社より同社が扱っている電源の紹介がありました。早速取り寄せてステンレス・鉛ガラスの放電管に使って見ましたが、大した性能は出ませんでした。その電源の採用はあきらめようかと思ったとき、一緒に実験をしていた長男が「石英の放電管に試したらどうか」、と言うのでダメモトと思ってやってみると意外や意外、これがとっても性能が良さそうなのです。詳細にオゾン発生量を調べると酸素原料で1時間あたり軽く5gは出てます。今までがせいぜい1~2g程度でしたからこれは大変大きな飛躍でした。
 更に放電管が石英であることはクリーンであり、半導体にも使えるということを意味します。
 早速この電源と石英管式放電管を組み合わせて、オゾン発生器を製作し、超高濃度オゾン水生成装置に適用したところ、100ppm以上のオゾン水の生成に成功しました。
 そのようにして出来た超高濃度オゾン水生成装置は期待に反してほとんど反響がなく、落胆させられたのですが、気を取り直してみると石英3重管式のオゾン発生器が残っていました。これを製品化したのは2002年の初夏、エコデザイン株式会社を設立してから2年余の年月が過ぎ、当初の資金もほとんど底をついていました。
 このオゾン発生器を研究開発用オゾン発生器として当社のホームページで宣伝しましたら、最初京都大学に、次に筑波大学に購入していただき、当社の行方にもようやく曙光が見えてきました。(つづく)
by masaaki.nagakura | 2005-05-26 22:11 | エコデザイン㈱の紹介
小川町の人と自然 その8 里山クラブで散策と間伐
 今日は小川町里山クラブ「ゆうゆう」が小川町より委任されている町有林の散策と間伐がありました。間伐は昔からの里山の姿を守っていこうとする「ゆうゆう」の活動のひとつです。
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散策の始まりは初恋の味というウグイスカグラの試食から。
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 確かに淡い甘みは初恋の甘い記憶と重なるみたい? 
 小川町では提灯グミとも言うそうですが、その名前では初恋の連想は浮かびません。
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 次はツクバネウツギとのこと。確かに羽根突きの羽によく似た花です。
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 ここは以前クヌギ林を伐採した跡地です。間伐が始まります。落葉樹を残して常緑樹を間伐します。これは2,3年前からの年中行事です。
 
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 2年前にどんぐりを植えたのがもうこんなに大きく育ってます。
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 今日間伐したところもやがてここもこのようなナラとクヌギの林になることでしょう。
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 ナラとクヌギの林は昔は稼ぎ山と言われたそうです。15-25年毎に伐採して、炭を作って売り現金収入を得たのが稼ぎ山という名のいわれということです。間伐はその稼ぎ山を健全に育てていくために欠かせない営みであったと思います。
 里山クラブ「ゆうゆう」が年中行事としている間伐は地味な作業ですが、このような昔からの里山のサイクルの姿を保持しようとする試みでもあります。
 小川町里山クラブ「ゆうゆう」について関心のある方は 幹事 馬場信一さん
(メール:babafarm@yahoo.co.jp)にお問い合わせ下さい。
by masaaki.nagakura | 2005-05-22 19:25 | 小川町の人と自然
小川町の人と自然 その7 飛び始めた蝶とトンボ
 そろそろ蝶々とトンボが出てきてます。
 写そうと思いましたが、植物と違ってそう簡単にいきません。
 ひらひらあちこち飛び回る黄蝶はあきらめてヒッソリ葉に止まって休んでいる蝶を写しました。
 黒に白い班のある蝶です。(名前は分かりません。どなたか教えてください)
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 こちらは赤に黒い斑点の蝶です。

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何とか背中も写しました。
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 トンボへのアクセスは更に難しいので、葉の陰に隠れて接近。
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 正面からもアクセスに成功。これは幼い頃のトンボ取りでトンボは正面からのアクセスに意外と気づかない事を覚えていたのでやってみたらうまくいったわけです。
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by masaaki.nagakura | 2005-05-21 13:17 | 小川町の人と自然
エコデザイン㈱の紹介 その4 超高濃度オゾン水生成装置
 最初に製品化したオゾン発生器は全く売れなかったのですが、その頃友人のH氏から半導体のレジスト剥離に高濃度オゾン水生成装置が求められているという話が飛び込んで着ました。濃度は50ppm~100ppmで高いほど良いというものです。
 これはチャンスとすぐに開発に取り掛かりました。
 実は高濃度オゾン水生成装置は1999年三菱重工業退職後からエコデザイン㈱発足までの半年の間にH氏と1式製作し、高エネルギー研究機構に納品した実績がありました。それは気体中のオゾンを液体窒素で捕集して固体オゾンとして水と混合するというもので150ppm程度の超高濃度オゾン水を生成できるものでした。
 しかしこの方式は操作に危険が伴うため実用にはもう少し工夫が必要と考え、充填搭方式(*)によるオゾン水生成装置を試作しました。
約3ヶ月をかけて80ppm以上のオゾン水を連続的に生成できるオゾン水生成装置を完成しました。接液部材質は全てテフロンで半導体関係での使用にも耐えるはずのものです。これは2002年の6月の日本オゾン協会の年次研究講演会でも発表しました。
 「このような装置はかなり、センセーショナルなものでマスコミでも評判になるだろう」と期待していたのですが、結果は全く意に反してほとんど何の反響も呼び起こしませんでした。
 その後この技術は当社のホームページに紹介したのですが一度もアクセスはありませんでした。(現在当社のホームページからその紹介ははずしてます)
 何度が半導体関連の会社にアクセスして思ったのですが一般に日本の半導体業界は「実用の実績のない技術は問題外」とする傾向が強いようです。特にクリーン度と耐久性に関して相当シビアなデータを要求をされます。
 その半導体業界の牙城に入り込むには企業として相当の体力が必要であり、当社のような零細ではとても持ちきれません。
(その5に続きます)
 
注(*)オゾンガスで何でも気体を水に溶かすにはバブリング法(気体を水に泡状に吹き込む。マイクロバブル法は特に微細気泡を吹き込む)、エジュエクタ-法(気体と水を狭いノズル部で混合する)、膜透過法(気体を膜を透過させて水に吸収させる)、充填搭方式等ありますが、高濃度を作るのであれば充填搭方式が最も有利である、と私の過去の経験と理屈の上で判断しました。
 充填搭方式というのは円筒形あるいは角型の容器の内部に充填材(球状、マカロニ状、馬の鞍状などの小片)を充填し、上から下に水を流し、下から上に気体を流して、水に気体を吸収させたり、水中の不純物ガスを気体中に抽出したりするために使用されるものです。
 充填搭方式が特に高濃度オゾン水の生成に有利となる理由は気体と液体が逆方向に流れるいわゆる向流式であることが最大の理由と考えられます。
by masaaki.nagakura | 2005-05-21 12:58 | エコデザイン㈱の紹介