今日は小川町里山クラブ「ゆうゆう」が小川町より委任されている町有林の散策と間伐がありました。間伐は昔からの里山の姿を守っていこうとする「ゆうゆう」の活動のひとつです。
散策の始まりは初恋の味というウグイスカグラの試食から。
確かに淡い甘みは初恋の甘い記憶と重なるみたい?
小川町では提灯グミとも言うそうですが、その名前では初恋の連想は浮かびません。
次はツクバネウツギとのこと。確かに羽根突きの羽によく似た花です。
ここは以前クヌギ林を伐採した跡地です。間伐が始まります。落葉樹を残して常緑樹を間伐します。これは2,3年前からの年中行事です。
2年前にどんぐりを植えたのがもうこんなに大きく育ってます。
今日間伐したところもやがてここもこのようなナラとクヌギの林になることでしょう。
ナラとクヌギの林は昔は稼ぎ山と言われたそうです。15-25年毎に伐採して、炭を作って売り現金収入を得たのが稼ぎ山という名のいわれということです。間伐はその稼ぎ山を健全に育てていくために欠かせない営みであったと思います。
里山クラブ「ゆうゆう」が年中行事としている間伐は地味な作業ですが、このような昔からの里山のサイクルの姿を保持しようとする試みでもあります。
小川町里山クラブ「ゆうゆう」について関心のある方は 幹事 馬場信一さん
(メール:babafarm@yahoo.co.jp)にお問い合わせ下さい。